ネットで観劇。
MONOの土田さんのお名前をちょこちょこ拝見していて
ずっと気になっていました。
そしてヨロ企好きのフォロワーさんがMONOガン推しだったので
更に興味を持って年末年始限定公開に喜び勇んで。
タイトルがすごく素敵。
そしてヨーロッパ企画の諏訪さん&中川さんが客演という。
知ってる役者さんがいるとやっぱりとっつきやすいですよね。
以下、内容に触れます。
勝手にもっとコメディだと思ってました。
最初の導入とかの感じ的にも。
そしたら後半結構シリアスになってきて。
コメディ好きの私としてはあれこれどーなんのと思いましたが
まーーーーー面白かったです。
笑えたという意味だけではなく、シリアスシーンも面白く見れました。
脚本力が。すごいですね。なるほど土田さんよく名前を聞くのも納得。
国の名前とか、姓名とかの独特だけどわかりやすい世界観好きです。
最初の方のふざけてるところにただよう不穏な空気と、
そこから取り返しのつかないことに一気になっていく感じ、
急だけど無理のない展開で。
あと、「王冠をかぶらせる差別」っていうのすごくグッとくる発想でした。
マカロニサラダのくだり、コメディシーンとして笑っちゃうけど、
その後の中川さん演じるミタムラさんの顔見たら
笑えなくなっちゃいますね。
ああいうことって身近にいくらでもありますよねえ。
自分もいくらでもやっちゃうよなあと思いました。
客演の岡嶋さん、ヨーロッパ企画でしか拝見したことなかったので、
すごくおじさんなイメージあったのですが、
若い！なんかスベッとツルッとツヤッとしてる！かっこいい！と、
イメージとても変わりました。
サダヌキさん役の・・・尾方さん？かな？
(役者さんどの方がどの方かちゃんと把握できてませんが・・・)
声が印象的でなんだか目を引く俳優さんですね。
役柄的には嫌いな奴なんですけど、ついついみちゃいました。
ミタムラ役の中川さん、この脚って・・・ほんとに怪我してた時ですかね？
なんか脚痛めてた時期このあたりだったような。
とてもリアルに痛そうでした。
もともとこういう脚本だったのかな？
そして何よりタヌキ役の諏訪さん！
衝撃でした。
ヨーロッパ企画ではふてぶてしい役が多い諏訪さん。
こんなかわいい演技をなさるなんて！！！！
まだふっくら時代なのでかなり体は大きいのに、
なにこの小動物感。
ミタムラのこと好きすぎでしょう！かわいい！
完全にもっていかれました。
普段のヨーロッパ企画での感じだと
諏訪さんが中川さんにこんなかわいく甘えるなんて違和感すごそうですけど
そんな風に感じさせないくらい
本当にかわいい演技でした。
あと単純にタヌキさんの最初から最後まで一貫して
「変な風にしないで！」
っていう姿勢は愛せますよね。
諏訪さんが今までやっていた役の中で一番好きかも。
観てよかったです。
他のものも、気になる。
