ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

傑作はまだ/瀬尾まいこ 感想

相変わらず大好きな瀬尾まいこさんの新刊。

 

以下、内容に触れます。

 今回もまた変わった形の家族の話。

いつも通りスルスル読めます。

ちょっと短かったからかな?いつも以上にするすると。

 

お父さんも、息子も愛おしい。

お父さんは実際にいたら心配になるけれど。

息子は実際にいたらできすぎだけれど。

 

偏屈に生きてきて、もう結構なお歳になって、

それでもそこから素直になれるお父さん素敵です。

息子のためにかりんとう予約しちゃう所とか。

 

近所の人たちもあたたかい。

 

からあげクンの君付けに着目したり、

なんとなく真剣な人がコミカルに見える姿を描くのが

上手だなーと思います。

 

ほっこりをありがとうございました。