高校生の頃に読んでいた小市民シリーズ。
まさかの11年ぶりの新刊。
春季、夏季、秋季ときていたので冬季はいつでるのかと思っていたのですが、
まさかのタイトル「冬季」つかないとは。
またいずれ出るといいな・・・。
以下、内容に触れます。
覚えてるかなーと思いつつだったのですが、
ああこんな感じだったな、と。
小鳩君の相変わらずちょっと面倒くさいところがかわいらしいです。
口には出さないし本筋とは関係ないけどちょっと小佐内さんのこと
小バカにしちゃうような思考とか、軽快で読みやすい。
昔読んでた頃は健吾の堅苦しさがあまり好きじゃなかったのですが
雰囲気が変わったのか、自分が変わったのか。
なんだかんだ小鳩君を頼って信頼して、
言われた通り実直に推測を加えずに物事を伝えようとするところに
好感。
ミステリーだけど甘いものたくさん出てくるし、
人死なないし、読みやすいです。
マカロン食べたくなりますね。