ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

50回目のファーストキス 感想

かなーり前に観に行ったのに感想書けてませんでした。

こてこてのラブストーリーはあまり観ないので特に興味を持っていなかったのですが

どうやらなかなかコメディ色が強いらしいと聞いて。

そして山田孝之さん好きなので。

 

以下、内容に触れます。

なるほど、なかなかに自由なコメディでした。

笑いました。

大筋自体は、アメリカンなど定番感動ラブストーリーっていう感じで

特に裏切られることもなく王道中の王道!って感じでしたが、

だからこそこれだけ自由にコメディ感ぶち込めたのかなという雰囲気で

観終わった後のざらつきがないスッキリ映画でした。

 

一番初めに女の子の顔がドンと映って喋り出したので、

いきなり登場人物の顔から始まるのって珍しいなと

思ったんですがあの人はモブだったのですね。

 

最初の笑いどころは山田孝之さんが、今どき女子をディスり真似るところ。

そこまでやるかってくらい思いっきり馬鹿にした物まねで。

最初の笑いどころできちんと観客を笑わせられるかどうかで

心のカギあくかどうかが決まると個人的に思っていて、

中盤が面白くても一発目で上手に笑わせられなければ

笑いづらいというか。

最初が肝心。

「この話は面白い、わらっていいんだ」っていかに思わせるかが大事。

そういう意味で、ストーリーとか流れとかじゃなくて

地力のある山田さんの勢いで一発目を取りに行ったのはよいなあと思いました。

 

山田さんとムロさんの役のような、何のかんので仲のいい男友達って好きです。

 

そして長澤まさみさん本当にきれい。

後ろの席の女子大生たちが終わった後に

「ながさわまさみまじやばい」

「あの顔面ほんとやばい」

「あの顔面になれたら人生ほんとやばい」

って言ってたのが面白かったです。

 

いろいろ笑ったけど、弟役のゲイネタはいまいち笑えず。

あまりに勢いありすぎる恋をコメディシーンにっていうのはわかるんだけど、

ゲイをコメディシーンにっていうのはどうもピンとこず。

 

全体的にハッピーな映画で、すっきりでした。