半沢シリーズ2作目。
これもかなり前に読んだのでちょっと記憶が薄れつつありますが…。
以下、内容に触れます。
今回の敵は金融庁。
そして、香川さんが演じていたらしいあの有名な大和田さんが
とうとう登場。
なんですが、思っていたより大和田さんが手ごたえがなくてびっくり。
なんかもっと倒すのが大変な大ボスキャラだと勝手に思っていたので
たいしたことないなあという感じ。
倍返しを決め台詞として使いだした感じのある二作目。
なるほど、この本がドラマのメインなのかしらん。(見てないけど)
この本は半沢よりも同期の近藤さんがメインといった印象。
精神疾患に蝕まれつつも家族のプレッシャーを感じつつも
頑張る近藤さん、応援したくなる。
後半仕事へのプライドとともに精神がパーッと持ち直していく様子は
安心したけれど、現実問題なかなかこうはいかないよなあとも思ってしまったり。
半沢が出向になっちゃった残念さよりも、近藤さんが立ち直った嬉しさの方が
大きいそんな読後感でした。
でもやっぱり出向になっちゃった半沢の今後が気になって早速三冊目を買いました。