ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

羊と鋼の森/宮下奈都 感想

豆のスープ、太陽のパスタがよかったので

宮下さん2冊目。

映画化もしてたし、これが一番有名なのかな?と。

これも読んだのが少し前なのでふんわり感想。

 

以下、内容に触れます。

 なんという不思議な本を読んだのだろう、という気持ち。

こんなに静かな本は初めて読みました。

起伏がない、ということではなく、

本を読んでいる間中重厚な空気の中にいるような気持ち。

豆のスープとまた主人公がガラッと違うからなのか

全く違う本。

文章の読みやすさ、温かみは共通していますが。

 

何かとてもインパクトのあることが起こる本ではないのに

とてもぐいぐい読んでしまいました。

登場人物が派手ではないけど魅力的。

そして、ピアノをとても魅力的にきかせてくれる本。

 

素敵な本でした。

映画も見てみたいなぁ。