プライムにあったので喜んで。
チラシの永野さんと女性が道で立っている姿が
なんだかとても好きで、気になっていたのです。
以下、内容に触れます。
静かなお話。
咲ちゃんは、最期まで泣いたり取り乱したり、しないんですね。
嬉しそうに、寂しそうに、微笑んでいるだけ。
喧嘩して事故、とか
幽霊?生霊?のような状態として帰ってくる、とか
写真に写らない、とか
なんだかベタなんだけど、その中でも静かな空気と
人々の生活を描いている感じと、よかったです。
永野さんの寝起きのよだれ拭く感じすごく共感。
それにしても同僚は・・・
まあ弱みに付け込んでお弁当作るところまでは良いにしても、
恋人が危ないって時に抱きつくなんてよくできるわね、と思いました。
そしてそのピンクのスカートという何とも言えぬダサいOLルックよ。
二人でキャッチボ-ルするシーンの初め。
空にボールが跳んでいるその色味がとてもすきでした。
おにぎりとおむすびの話、ほっこり。
わたしもおむすびをむすびたい。むすんでほしい。
さえないおじさん社員の話、なんなんだろうと思ったら・・・
あなたが一週間を・・・?
最後の「おかえり」がどうしても言えない永野さんが
切なかった。
だってそれは元気になったときに言ってあげたかったんだもんね。
そしていなくなってしまう咲ちゃん。
電話が鳴って覚悟を決める永野さんがりりしくてとてもグッときた。
そしてピアノがとってもとってもよかったです。
あの映画をぐっと格上げてくれていたと。
なんとも胸に響く音でした。