恩田陸さんの話題になって、昔読んでたなーと懐かしくなって。
演劇テーマのやつがあると聞いて気になっていたので。
以下、内容に触れます。
これは・・・ガラスの仮面!まや!
と思ったらあとがきだか解説だかにも書いてありましたね。
うんうん、良いガラスの仮面っぷりでした。
ガラスの仮面好きなんです。
なんだかんだで天才側を応援してしまうんだよなあ。
こういうのって書き手の演出力が問われるというか、
こっちが想像するのを超える演技プランを作家さんが考えないといけなくて
大変ですよね。
わたしも舞台好きとして、こういうのが来るかな?と考えながら読んでいましたが
そうきたかーと思わせてくれるシーンが多くて楽しかったです。
文体自体はドライな感じで、個人的にはもうちょっと人間味ある文体が好きですが
それでも読みやすくて引き込まれました。
でも、巽くんの脚本とか、神谷さんと競作する人の話とか、
今後をもっと見たいのに、と思ったら、どうやら続編が・・・!
と思ったら、雑誌が終わっちゃって連載打ち切りになっちゃったんですってね。
続き読んでみたかったのに、残念すぎます。