ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

うるう 感想

2020/1/18 sat JMSアステールプラザにて

同じ舞台を、四年ごとの再演とはいえ3回も観るのははじめての経験でした。
以下、内容に触れます。
公演期間内ですので観劇の予定のある方は以下を読むのはおすすめしません。
お久しぶりヨイチさんマジルくん。
初演のときは年齢がガッチリ若い方の設定どおりだった
小林さんも、どんどん月日がたった方のヨイチさんの年齢に。

くれそん先生が相変わらず大好きです。
ドクダミシーンの映像とても好き。

でも全体的にちょっと映像過多…
こんなに多かったかな?
もう少し想像の余地があったほうが個人的には好きだったけど、
この方がわかりやすさはあるのかなぁ?
演技もだいぶんこってりだったなあ。
年を重ねるほどに絵本っぽさの増す公演。

ヨイチさんとマジルくんが別れるときの
『そうだな、そうだったら友達になれたかもしれないな』
みたいな台詞がなくなってましたね?
あれって、年が同じくらいだったら友達になれたのかってマジルくんが聞いてたんだと思うけど、
そこがなかった、でも、それでいい気がする。
だって、その後結局マジル君のほうがどんどんおじいさんになってまた歳は離れていっちゃうんだから。
歳とか、友達になるのに関係ないんだって。
長い間離れててもヨイチさんと友達になりたかったマジル君の気持ちのほうが大事。

今回小林さんの歌うシーン短かったな?
前はリサイタルかなと思うくらい歌ってた気がしますが
気のせいかしらん。
もうちょっと歌ってくれても良かったなー、
カノン×待ちぼうけ、好きなので。

今回チェロ凄かったですね。
毎回こんなだったかな?
私が今までは話の筋に夢中になりすぎてただけ?
足元あんなにエフェクターありました?
自分がひいたやつその場でリピートかけてそれにどんどん重ねていくやつをやってたのかな?
厚みがあって壮大でチェロ素敵ーって思いました。

最後、カウンターが0から1になるシーン、好きだったからなくなってて残念。

客入れ音楽が森の音で、緞帳も森の柄。
森の中にいる気持ちになれる演出でとても嬉しかったです。