すごく泣けたと知人から教えてもらったので。
以下、内容に触れます。
原田さんの本、以前ちらっと見かけたときにその本のテーマのせいかなんだか難しい感じがしてしまってとっつきにくかったのですが、杞憂でした。
ポップでとても読みやすい本でした。
全体的に先が気になってすいすい読めちゃって楽しかったです。
一番ぐっと来たのは、最初の依頼人の真与さんに対しておかえりが、今度はわたしが行ってらっしゃいとおかえりというから旅に出ようと伝えるところ。
病気の登場人物を励ますシーンというのは基本お涙頂戴になりがちで苦手なのですが、この本は素直に入ってきました。
おかえりの素直さが良かったのかな。