アマプラで、タイトルに惹かれて。
以下、内容に触れます。
中村倫也さんの声が落ち着いてよいですね…。
タイトルなんか聞き覚えが、と思ったら原作綿矢りささんなんですね。
なるほど、ぽい!
原作も読んでみないと。
みつ子と多田くんがちょっとずつ近づいていくところは
こちらが照れくさくてもだもだしながら見ていました。
多田君がくそ男という結末になるのではとつい疑いながら観ていましたが
平和に終わって良かったです。
多田君との恋愛話かと思いきや、自分の居場所とか、
芸人の吉住さんに何もできなかったりして悔しがったりとか、
のんきなお局ポジションの仕事のことで悩んだりとか
友人に置いて行かれた気がしたりとか
いろんな細かいとっちらかった話題があって、
その撮っ散らかり具合が等身大でリアルな人間を描いてるように感じて
腑に落ちるお話でした。
Aのビジュアルが中村さんじゃなかったのは笑ってしまいましたが。
程よく丁寧で適度に雑で悩んだりのんきだったりするみつ子が
素敵でした。