ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

カキワリの劇場/小林賢太郎 感想

小林さんの久しぶりの絵本。

以下、内容に触れます。

写真で見た感じ、帯は黄土色なのだなーと思っていたのですが、

届いた実物を見たら、なんだか金できらきらしている。

本の手触りもいいし、シンプルながらお金と手間のかかっていそうな。

ラーメンズのフライヤーみたい。

 

ハリネズミがかわいい。

でも、後はほとんどちょっと怖い。

子どもが読むにはこわそうだ、と一瞬思ったけれど、

恐かったりハッピーエンドじゃなかったりする絵本の方が

子どもの頭を刺激するって何かで読んだ気がします。

 

最後の、男が舞台上のカキワリだったというシーンは

大人の方がひええ・・・と思うかもしれませんね。

ドロステ構造というか。

ちょっとミワケガツカナイの不気味さに通ずるものを感じました。

 

それにしても絵が綺麗だ。

虫は得意じゃないけれど、このコガネムシの時計は

みていられるなーとおもいました。

 

それにしてもハリネズミ可愛い。