図書館をフラフラと。
湊かなえさんってドラマ化とかしてて有名なイメージあるけど
読んだことないなー、暗そうかなー、
これ表紙粒々でかわいいなーと手に取りました。
以下、内容に触れます。
イヤミスという言葉を初めて知りました・・・。
イヤな気持ちになるミステリー。
そもそもミステリー自体あまり読まないし、
湊かなえさんがミステリー作家とも知らず。
そしてイヤミスの女王と呼ばれているとも知らず。
基本的にハッピーエンドやほっこり話好きなのですが、
でも、これは、いやな気持ち<<<あっぱれ!!という感じ。
面白かった!
途中で、犯人わかったなーと思って、
そしてやっぱり犯人当たってて、
わたしみたいなミステリしてない人が当てられちゃうなんて
ミステリーの出来よりも、人間関係とかの温かみに焦点を向けるタイプの
本なのかなーとおもいきや
最後の最後でやられました。叫び出したくなるようなオチ。
お蕎麦も、多分アレルギーで優しさでなんだろうなーと思ってて、
やっぱりそうだったなーとおもいきや
そんなところに効かせてきますか!
お父さんのお蕎麦に対する珍しいな、は、種類じゃなくて
おそばを食べること自体なのかなと思ったのですが
それはどうなんだろう。
お酒に対する主人公のアレルギー描写とか
はちみつ×コーヒーの主人公と友達の温かいやり取りとか
そういうの全部回収されたの、やられたなと思いました。
いわゆるカースト上位だけど優しい友達と下位の自分。
なさけではなく、本当に居心地良いと思って一緒にいたというのは
いいなあと思いました。
周りの目とかより、自分とその人の関係性を
大事にできたらいいなと思いますね。
一気読みしてしまいました。
面白かったけど、他の本読んでみたいけど、
後味の事を考えるとメンタルの安定しているときに読まないとですね。