ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

泥棒役者 感想

片桐仁さん目当てで映画館へ足を運びました。

以前片桐さん主演で舞台をされていたのは知っているのですが、未だ観ておらず・・・。

そして、西田さんが脚本家・監督さんとして大活躍されているのも知ってはいたのですが、

役者としての西田さんしか知らず・・・。

 

わくわくしながら観に行きました。

 

以下、内容に触れます。

 まずねー、前園邸のリビング?

可愛い!!あの壁!

あと、ちょいちょい挟まる絵本アニメーションも、可愛い。

あと高畑充希さん可愛い。

もちろんサラサラ片桐さんも可愛い。

可愛い映画でした。

 

なんで片桐さんサラサラヘアーにさせられてるのかなと

思っていたら、主人公が「もじゃ」って呼ばれるからですね。

他にもじゃもじゃいたらブレちゃいますもんね。

 

市村正親さん、ユースケ・サンタマリアさんが、流石のベテラン感。

コメディシーンが多くて、「ここ笑いどころ!」って感じなんですけど、

それをべちゃべちゃというか、こってこてというか、そういうものにしない

役者力というか。

素直に面白かったです。

特に、主人公が絵本のネタをいくつか考えているところにツッコむご主人が

面白くて笑っちゃいました。

 

ところどころ、「ここで流れ的にこう言うかな?」と思ったところで、

あ、言わないなっていうのがあって。

よくある説明しすぎじゃなくて、何となくこちらにゆだねてくれて余韻を残す

という部分が、細々としたところで効いていた脚本。

こちらの想像力をしっかり働かせてくれていて、好きでした。

 

「まだ終わってないニャー!!」

「結構アツいんだね」

みたいな、まじめないいシーンにしすぎないところも、好きでした。

逆から読んで・・・のくだりはちょっとむず痒い気持ちになりましたが。

「うまい!」となる程でもなく、なんだがむずはずかしな気持ちに。

 

ユーチューバー高梨仁の歌がずっと頭から離れない・・・。

映画とリンクして実際にYouTubeにチャンネル作ってたり、こういう試み素敵ですよね。

 

宮川大輔さん出てるの知らなくて、結構重要な役どころでびっくり。

俳優業も良くされているのかしらん?

いかつい先輩役、とても感じが出ててよかったです。

 

エンドロールの最後じゃなくて、合間に後日談あるの、ダレなくてよいですね。

小野寺は見たことないんですが、エンドロールに小野寺の名前が2つ並んでいるのを

みて、オッと思ったら。

小野寺も見てみたいですね。

そして舞台版泥棒役者も見てみたい!話がどれくらい違うんだろう。

でも、ああいう密室ドタバタシチュエーションコメディは舞台の方が映えそうです。

舞台だったら、もっと勘違いのドタバタが長く続くのかしら?

映画は、もっと勘違いが長いのかと思いきや案外すれ違いが早い段階で

収束していったので、ちょっとびっくりしました。

でも、映画でそこ続けすぎると飽きちゃいそうだから、

いい流れ!と思いました。すき。

 

それにしても、片桐さんクレーマー役、とってもハマってたなあ・・・(褒めています

もっといっぱい出てほしかったなあ。

 

再舞台化とのことですけど、キャストはどんななんでしょう。

東京の方だけかな?

関西でもあるならみてみたいな(ジャニーズがらみだとチケットとるの大変かしら)