米澤さんは何作か読んだことありつつも、普段あまり積極的に
ミステリー読まないのですが、これはオススメされて。
以下、内容に触れます。
面白かったー！どの話も、そう来たか！と思うオチで
短編できれいにまとまっていて、読みごたえがありました。
特に最初の夜警が好きでした。
小心者が保身のためにとんでもない事しちゃうのって、
あり得ないようで結構あるある。
万灯は、コロナ前に書かれたお話だけど、コロナが始まった頃の
混乱を思い出しました。
まさか病気の流行が事件の発覚に繋がるとは。
チャイとか吐瀉物とかがつながってくるとは。
関守は、都市伝説系だからホラーオチだったら怖いな、
ホラー苦手だからやだなと思っていたら、
ちゃんと人間オチでよかったです。
帯にもありましたが、本当に「切れ味極上」でした。
人にオススメしたくなる本。
