金木星とメテオラがヒットだった安壇さん。
楽しみにしてました。
以下、内容に触れます。
相変わらず安壇さん読みやすい。
さらりと楽しく読めて、良かったです。
同僚とかちょっと嫌な奴いるけど、教室の人たちとか
出てくる人たちが大体人がいいので読んでて気持ちがよかったです。
一人だけ半沢直樹の世界観の人いたけど…
先生のキャラクターが好き。
主人公との関係性も。
久しぶりにぐっすり眠れた後の
「適切なインターバルをはさんだ脳はしんと凪いでいて(抜粋)」
という表現がすごくわかるな、という感じで気持ちがよかったです。
「この何気ない日常の連なりが人生になっていくのだと、ふと思う。(抜粋)」
そうなんだよなー、何か大きなイベントが、とかじゃなくて、
毎日の、食べたり、笑ったり、見たり、そういうものの連なりが
私の人生なんだよな、と思う。
大事にしていきたい。
終わり方もすがすがしくて、爽やかで良い本でした。