劇場が好きだったのでこちらも。
以下、内容に触れます。
なるほど。
これ自体が神谷さんの伝記なのかもしれないなと思いました。
劇場の方が小説、物語らしい感じがしました。
こちらは思考がたくさんたくさん載っている感じ。
平凡かどうかだけで判断すると非凡アピール大会に、
新しいものを否定すると技術アピール大会に、
混ぜるとバランス大会に。というお話。
ウームとうなってしまいます。
芸事の世界は難しい。
もがきながらも笑いを世に生み出し続けてくれている方々には
本当にありがとうございますと伝えたいです。
いち受け手側としてややこしいこと考えんと
すき!と感じたものはすき!と言っていきたい。
真樹さんが少ししか出てこないけどとても魅力的で。
劇場の時も思ったけど、又吉さんは魅力的な女性を書くのがとても上手だなと
思いました。
美しいとかセクシーとかモテそうとかそういうことではなくて。
「エジソンが発明したのは闇」(抜粋)
神谷さんの胸。
ラストショッキングだったなあ・・・。
別に神谷さんに胸が付こうとなんだっていいんですけど、
徳永くんが絶望を感じたのがひしひしと伝わってきてそれがつらかったです。