ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

祝祭と予感/恩田陸 感想

蜜蜂と遠雷のスピンオフ。
本編が面白かったので期待して。
それにしてもこのシリーズの装丁は
とても綺麗。
ハードカバーで揃えたくなります。

以下、内容に触れます。
面白かった!
短かったのでさくさくと。
高島さん好きだったので出てきてほしかったですが…
残念。
まぁ彼は幸せにピアノを弾いているのでしょう。

物語のご都合主義ってあまり好きじゃなくて
白けてしまうのですが、
この本はどれだけ奇跡が起こっても受け入れられるというか。
鳥肌が立つような感覚でした。
奇跡が起こる瞬間に立ちあわせてもらってもらったような気持ち。
みんな音楽の神様に愛されてるし、
音楽を愛している。

みんな本編の前も後も
元気そうで良かった。

幸せな瞬間を分けてもらえるような本でした。