やっと図書館の予約が回ってきたので。
以下、内容に触れます。
凪良さんの描く、
「あらゆる物事は本人がよければそれでいい(抜粋)」
自分が好きなように生きさせろよ、
という文章がいつもいいなあと思います。
自分の中で共感の嵐が吹きまくります。
「ちょっとした体調の悪さなんて気合で何とかなるんだよ。(抜粋)」
身体が弱いことに対して
「家庭に入らせてあげるのに」「元気な時は店に出てほしいよね(抜粋)」
こんな二代目に対して
「あの人、自分のこと優しい男だと思ってるんだね(抜粋)」
という芥さんの呟き、笑いました。すっとする。
とんちんかん昭和的二代目と、お金借りちゃうアンディとの言い争い
なんだかどっちも全然違う思考なのにどっちもどっちなような…。
一人だけ見てるとアンディのお金要求するところとかだめだなあと思ってしまうけど
二代目と比較して、応援したい人はそれが幸せだから!っていう内容を
自信満々に言われると、推しがいる自分としては
なんかアンディ正論に聞こえてくる不思議。
ただそのアンディのことを楽しいコンテンツと言い放っちゃう美寿々さんは
一枚上手でしたね。
体弱い勢としては、美寿々さんのしんどそうながらも、
諦める部分もありながらも、腐らないで幸せに向かって
戦っている様子が応援したくなります。
それにしても二代目が気持ちが悪い。
こういう男って指摘されるとほんとにキレたりするんだよな…
美寿々さん、言い返してくれてありがとう。
親は無条件で100パーセント子どもを愛するっていうのは
世の中の常識みたいに思っている人はいると思うけど
やっぱりそうでもなかったり、兄弟で差が出たり。
大声では言えないけどあることだと思います。
でもそれってどうしようもないことだし、お互い苦しいんだろうな。
「聖母からはみ出した母親が石を投げられない場所が、
どこかにあればいいと思う(抜粋)」
母親側を責めるのではなくこの言葉を書いた凪良さん。
愛情を感じます。