DVDをみたので読書の方も。
以下、内容に触れます。
『行動力があって後悔しない決意があるなら殴り返したほうがよほどすっきりするわ(抜粋)』
これは清々しい意見。
そうなのですよね、殴り返す(肉体的には暴力はあんまり良くないけど気持ちとして)のが常に悪とは
限らないでしょう、と思います。
泣き寝入りしない方がうまく回る人生だってある。
恨み続けているよりよほど。
だからそれに対して周りがやいやいいうのは
よろしくない、というお話。
DVDでいいなと思った
泣いてもいいけど自分で泣きやめられる女になれ
というような内容の言葉がなくてびっくり。
あれは映画のオリジナルセリフだったのですね。
DVDでは時枝婦人がうるさいおばちゃんたちに
ひとりでばーーっと反撃していましたが、
本では若者たちが代わりに。
本の方が感じが良かったな、品があったというか。
子どもにどういう教育をしているのか、というよくある文句に対して
『孫には基本的に常識を教育しておりますが(抜粋)』
は、気持ちよかった。
近くにいて聞いていたら多分笑っちゃう返し、痛快。
冒頭の図書館カップルの話は映画ではなかったですね。
まぁ大学生カップルもいるし、
いちゃいちゃ被りしちゃうものね。
平和な本でした。
阪急電車に乗ってみたくなる。
小林駅で降りてみたい。