家にあったので読んでみました。
面白いと以前聞いたことがあったので。
以下、内容に触れます。
続きが気になって一気読みしました。
苦しいし、本を読んでいると、
直貴が悪いわけじゃないんだから
こんな目に合わなくても、とは思うんだけど、
実際はこれがリアルなんだろうなと。
周りも別に直貴が悪いわけじゃないことは
わかっているけれど、それでも
なにか問題が起こりそうなところに
わざわざ近寄りたくない、自分の大切なもののためにも、
と思ってしまうのは自然なことなのかもしれない。
それにしても寺尾以外のバンド仲間については
ちょっと腹立たしい。
バンドを組むときに直貴が黙っていたならともかく、
その時にちゃんと理由も言って断って、
それでもいいって言ったくせに。
プロを目指していたんだったら、ちゃんと
こうなることも想定して考えてから返事を
するべきだっただろうと思います。
寺尾は一本筋が通っていて、好きです。
妻に関しては…
こんなに最初から割と邪険にされても
ずっと好きでいてくれる子なんているかしらん
ちょっとフィクション的女の子だなとは
思いますが、
でも救いとしていてくれてよかったなと思います。
面白かった。またなにか東野さん読もうかな。