きむすば劇場のオムニバース。
小林賢太郎さん作演出と言うことで
オンライン観劇しました。
ジャイアンの声の方と、四畳半の「私」の声の方だなー
くらいの知識で。
以下、内容に触れます。
声優と声優。
最初の一言、まあラーメンズのファンは
条例をおもいだしますよね。
それにしても流石声優さん、吹替の迫力がすごい！
当然だけど、プロだー！
声と音楽がぷつぷつ途切れるやつ、さらっとやってるけど
音響と声がシンクロしてるの結構すごい事やってますよね。
幕間は二人がお着換えしながらフリートーク。
(フリートークと言うほど自由じゃないのかもしれないけれど)
お二人の人柄がわかって楽しかったです。
途中木村さんが浅沼さんをおじさんって言ってて、
そんなに歳違うのかな？と思っていたら
浅沼さん47歳!?衝撃でした。見た目が若い！
あと幕間で豚汁を飲み物として飲んだらジャガイモが喉に…って
声優のスキル見せつけちゃって謝る木村さんと、
それに沸く観客たちに「甘やかさないでください！」っていう
浅沼さんがよかったです。
子どもの頃は「さかなあ～？」って思ってたけど、ってさらっと
言った浅沼さんが、自然と子ども声を出したところにも
声優のスキル感じましたけどね。
幕間でコーラ飲んでたのはちょっとびっくり。
水じゃないんだ！
シェフと雑誌編集者。
アップルパイを焼いては捨て焼いては捨て！が頭をよぎりますね。
チャーミングなお話。
仲良しなふたりを見てるのが幸せ。
ワンルックフォーリンラーブの文章での表現の仕方に悩む、
素直すぎるシェフ、幸せになってくれ。
入国審査官とバックパッカー。
木村さん英語お上手ですね。トリリンガルなんだとか。
なんとなく、竹井さんと辻本さんがやってそうな役だなーと。
お二人とも声優さんだけど表に立つの、表情とか動きとか
経ち振る舞いがとっても映えるなあ。
この入国審査官みたいな友達いたら楽しそう。
宇宙海賊と客室乗務員。
すごい衣装だな。
これはもうあれでしょう、
こくぴっとこくぴーっと！でぃすいずぱーさーすぴーきんぐ！でしょ。
あ、おがくずでぇす。でしょ。
でも時代が。ちょっとハイテクになってるな。
でも、キャプテンキムラルの音声と口、今の技術だったら
もうちょっと合わせられるんじゃない？と笑ってしまう。
小林さんはうさん臭さで面白かったけど、
浅沼さんはうますぎてハマりすぎてて、しっくりき過ぎだな！
ウインク可愛すぎるでしょう。
お見送りの細かさ好きだなー。
教師と教師。
飛行機とんでるの、12秒を思い出しちゃう。
人気の先生と人気のない先生、かと思いきや女子にモテる先生。
わかるなー、浅沼先生がちょっと変なことしてるの影できゃっきゃと
噂したい。
ミサンガ、非科学的だぁ！って言われたら好きになっちゃうけどな。
英雄、バン!でボール落ちてくるの笑っちゃった。
声優の卵と声優の卵。
話の通じなさがカジャラの病院の片桐さんを彷彿と。
色んなキャラクターを演じてきた総括のオムニバース。
なんだかキラキラした終わりで爽やか気持ちよかったです。
あんなこといいな、できたらいいな。
とがっている系のコントがあんまり無くて、
二人のコミュニケーションとか
チャーミングさを見せるコントがほとんどでしたね。
小林さんは、このお二人のひととなり、キャラクターに
すごく魅力を感じているんだなあと思わされる構成。
ラーメンズの、二人の仲よしほのぼのコント好きだったので、
こういうのたくさん見れてほっこりしました。
ついついラーメンズファンとしては
いろいろ思い出しちゃうところもありましたが
(小林さんのちょっとしたファンサービスなのではとも思う)
なにせお二人が本当に魅力たっぷりで、
本当に気持ちよく見れる楽しい公演でした。
