ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

劇場版 四畳半タイムマシンブルース 特別上映会in京都 感想

上映後舞台挨拶ありということで。

ちょうどゴーレムを見に京都に行く日だったので

ウキウキで参加してまいりました。

本は読んだ上での参加。

 

以下、内容に触れます。ネタバレあります。

映画とっても良かったです。

四畳半のアニメを観たことがあったからか全然違和感なく。

 

けっこうケラケラ笑いながら観てしまいました。

 

個人的によく笑ったシーンは

師匠の髪の毛がヴィダルサスーンのおかげで手櫛一発でサランとなるところ。

師匠が全然謝らないのに城ケ崎さんには謝れと詰め寄るところ。

小津がマッサージチェアすわってるところ。

小津がわたしを通せんぼするところ。

 

原作読んだ後に映像見てこんなに違和感がないのも珍しいこと。

しかも、おおもとのサマータイムマシンブルースの大ファンでもあるのに。

とても素晴らしい映画でした。

ヨーロッパ企画のキャラたちも愛おしくてよかったですね。

本多さんのキャラデザもみていたので、

田村君と声被るけどどうするんだろう、しかもあんなに特徴的な声なのに

と思っていましたが、本多さんは喋りませんでしたね。

上田さんが一番喋ってたのが面白かったです。

上田さんの声特徴があって好きです。

ちゃんとタイムマシン好きそうな上田さんと酒井さんが作ろうって言いだしてたの

良かったです。

 

羽貫さんい隈取りされた小津可愛かった。

 

上田さんもトークショーでお気に入りと言われていましたが、

タイムマシンパートが終わった後の「ブルース」シーンである

打ち上げに向かうために川を渡っていくあたりが大変に

青春でエモエモでよかったです。

 

アニメーションの動きも素敵。

小津が先頭から出て私を尾行しに行くときの悪そうな顔と画角。

 

トークショーで、十数年前の四畳半の時と全く同じじゃなくて、

現在で説得力がある且つキャラクターらしさを残すという形で

デザインをされたと話されていた中村さん。

後で気になって、四畳半神話大系の時のキャラデザを見たら、

確かに、今回は今どきになっているなと実感。

明石さんとてもかわいかったですね。

水色ワンピ。髪型も膨らみ方結構変わってますね。

作中のかばんにはさすがにポスターのときのヨーロッパ企画マークは

ついてなかったですねえ。

私も白シャツだけど、前より今どきな。

城ケ崎さんの筋肉のつきっぷりは面白かったです。

ほんと、今の意識高い系という感じ、ばっちりで。

 

苦労しなかったという話をして「苦労話をした方がいいんでしょうけど」という

上田さん。

皆さん今までの馴染みがあるので苦労があまりなかったと。

ただ私役の浅沼さんだけは、プレッシャーがあって。

以前より衰えたと思われたくないと。

今回は早口を求められないから不安だったと話されていてなるほどと。

でも確かにサマータイムマシンブルースの構造って難しいから

ゆっくり説明してもらわないと。

 

最後に浅沼さんが突然チラシまで持ち出してゴーレムの宣伝を。

ツアーで巡る地方まで説明されていたところに、

夏目監督も森見さんも「私も見ました」と。

上田さんが慌てて

「恩義が大きすぎて返せない!!!」とおっしゃっていました。

浅沼さん曰く

「ここで恩を売っておいて、四畳半タイムマシンワンスモアでもぜひ」

と。

ぜひ。