食べ物関連の本に惹かれるんです。
以下、内容に触れます。
まんまとハチミツ食べたくなりました。
主人公が作ってた、酒に塩振って小麦粉つけて揚げやきにして
ハチミツと日本酒と醤油煮立たせたヤツにつけて・・・っていうのが
今日の晩御飯になりました。
美味しかったです。
本当はご飯にのせて大葉とイリゴマ散らしてて、それもとってもおいしそう。
安西父、最初から失礼で嫌なおじさんだなとは思っていましたが、
愛人のことを従順でいい女といっていたの本当に気持ち悪かったです。
いい女の基準が従順とは。
碧が安西が拗ねないように傷つけないようにいろんな言葉を飲み込んでいたのを
自分で「安西のことを見くびっていたのだ(抜粋)」って気づけたのは
とても大きなことだと思いました。
一生それを親切だと信じ続けてしまうこともたくさんあることだと思う。
冒頭で自分を救ってくれた女性。とっても不思議で素敵な女性なのかなと
こちらも勝手に想像していたのですが実際はそう感じのいい方でもなく。
でも
「わたしを導いてくれた人が聖人君子のような人でなくたって、もらった言葉の価値は、変わりません。」(抜粋)
がっかりせずにこう言い切れるのはとても素敵なことですね。
勝手に夢を抱いて期待するのではなく、その言葉を大切にする。
安西から絵を渡されて手が震えすぎて絵を何度も落としそうになる碧さんが
可愛かったです。
大事に思っていたんですもんね。
前半で、本当に幸せそうなシーンが、本当に安西のことを好きなんだと思える
シーンがあったのに、後半の緩やかに離れて行ってしまう姿も
かなしいけれどリアルに感じました。
食欲を刺激されました。
しばらくはハチミツブームが続きそうです。