ゆるかん

赴くままにゆるゆるっとした感想を。観劇・読書など。残念ながら頭のいい考察などはできません。「私も読んだ!観た!」な方の感想聞きたいです。お気軽にぜひ。

掬えば手には/瀬尾まいこ 感想

瀬尾さんの新刊が出ていたので早速購入。

きらきらの表紙がかわいい。

初回限定ペーパーついてて嬉しい。

 

以下、内容に触れます。

さーっと一気に読めてしまいました。

瀬尾さんの本によく出てくるタイプの、

さらっと無自覚に優しい男の子が好きです。

あとおせっかいな人。

 

大竹さんに関しては、たぶん実在の人物だったら私は

委縮してしまって仲良くなれないだろうなと思いますが、

この物語の中の大竹さんは可愛くて。

しっかりダメな大人なんですけど、

すぐ起こり散らす人って本当に嫌いなんですけど、

でも植物の置き場報告したりとか、最後はまさか

タルトまで焼いてくれるなんて。ずるい。

皆いろんな一面があるの、わかっちゃいるんですけど

なかなか梨木君にみたいに、どんな人もしっかり見つめることって

難しい。

梨木君、素敵な人です。

 

そして、アフターぺーパーでの素直な大竹さんが

やっぱりかわいくてずるいです。

 

瀬尾さんの本の安定の幸せな読後感でした。